社労士とは？

社会保険労務士とは?

社会保険労務士とは、社会保険労務士法に基づいた国家資格者です。

社労士は人材に関する専門家で、「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的として、業務を行います。

具体的には、生活に密着した健康保険や公的年金、介護保険、雇用保険、労災保険などの社会保険制度や雇用関連法などの労務の専門家です。

労務に関する手続きは、社労士にお願いしなくても、すべて事業主や社内の担当者が行うことができますが、ノウハウのある社労士が代行することにより、業務効率化を図ることが可能です。

また、労働関係書類の中には「法定三帳簿」といって、労働基準法上、企業に対し整備・管理・保管が義務づけられている帳簿があります。
具体的には「労働者名簿」「賃金台帳」「出勤簿」の3つです。

これらも、事業主や社内の担当者が行うことができますが、法令遵守の観点から、労働関係法令を熟知した社労士による支援を受けると安心です。

そのほか、社労士の業務は広範囲にわたりますが、企業を経営する上で、人に関するお悩みは、ぜひ社労士にご相談ください。